AGA治療内服薬を使用するときの注意点!

AGA

こんにちは。小倉メンズクリニックの院長です。

AGA(男性型脱毛症)の治療では、フィナステリドやデュタステリドという内服薬が広く使用されています。

これらは、AGAの原因に関係する男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」が作られるのを抑える薬です。

AGA治療を安心して続けるために、服用前に知っておいていただきたい注意点をお話しします。

① 効果が出るまでには時間がかかります

AGA治療は、飲み始めてすぐに髪が増える治療ではありません。

ヘアサイクルが改善して効果を実感できるようになるまでには時間がかかりますので、基本的には数か月単位で経過をみていきます。

また、効果が得られていても、薬を中止すると再びAGAが進行する可能性があります。

「効いていない」と早い段階で自己判断して中止せず、ある程度の期間をかけて治療効果を判断することが大切です。

② 性機能に関する副作用があります

頻度は高くありませんが、

・性欲が低下する
・勃起しにくくなる
・射精量が減る
・射精しにくくなる

などの症状が報告されています。

服用後に気になる変化があれば、我慢せず医師に相談してください。

インターネット上では「薬をやめても性機能障害がずっと残る」といった情報を目にすることがあります。中止後も症状が続いたという報告はありますが、その頻度や薬との因果関係については、現在も十分に解明されていない部分があります。

過度に心配する必要はありませんが、症状があればきちんと確認することが大切です。

③ 気分の変化にも注意してください

フィナステリドなどでは、抑うつ気分などの精神症状も報告されています。

薬との因果関係については、まだ明確でない部分もありますが、

・気分がひどく落ち込む
・強い不安を感じる
・これまでと明らかに気分が違う

といった変化があれば医師に相談してください。

特に、自分を傷つけたい、死にたいという考えが現れた場合には、服用を続けるかどうかを自己判断せず、速やかに医療機関へ相談することが重要です。

④ 妊娠中の女性は薬に触れないよう注意が必要です

フィナステリド、デュタステリドは男性胎児の外性器の発達に影響する可能性があるため、女性、特に妊娠中または妊娠している可能性のある女性には使用できません。

フィナステリドでは、割れたり砕けたりした錠剤に妊婦が触れないよう注意してください。

またデュタステリドは皮膚から吸収されることがあります。特にカプセルから薬剤が漏れている場合には、女性や小児が触れないようにしてください。

万一触れてしまった場合は、石けんと水ですぐに洗い流してください。

⑤ PSA検査を受けるときは必ず服用を伝えてください

これは特に50歳以上の男性に知っておいていただきたい注意点です。

フィナステリドやデュタステリドを服用すると、前立腺癌の腫瘍マーカーとして使用されるPSA(前立腺特異抗原)の値が低下します。

そのため健康診断、人間ドック、泌尿器科などでPSA検査を受ける際には、

「AGA治療でフィナステリド(またはデュタステリド)を飲んでいます」

と必ず医師に伝えてください。

薬を服用していることを知らずにPSA値だけを見ると、本来の値を過小評価してしまう可能性があります。

特にデュタステリドでは、服用6か月以降のPSA値はおおむね50%低下することが知られており、PSAを評価するときには薬の影響を考慮する必要があります。

⑥ 妊娠を希望している男性はご相談ください

フィナステリドやデュタステリドでは、精液量や精子数、精子の運動性などに影響する可能性があります。

通常すべての方に問題になるわけではありませんが、

・現在不妊治療を受けている
・精子数が少ないと言われたことがある
・これから妊娠を希望している

という方は、治療開始前または治療中にご相談ください。

必要に応じて、治療を続けるか、一時的に中止するかなどを一緒に考えます。

⑦ こんな症状があれば相談してください

服用中に、

・乳房が腫れる、痛む
・乳房にしこりを感じる
・乳頭から分泌物が出る
・精巣に痛みがある
・発疹が出る
・顔や唇などが腫れる

といった症状があれば医師に相談してください。

また、肝臓の病気がある方は、治療開始前に必ずお知らせください。

⑧ デュタステリドを服用している方は献血にも注意

デュタステリドは体内から消失するまでに時間がかかる薬です。

服用中だけでなく、服用を中止してから6か月間は献血をしないようにしてください。

⑨ 2種類を一緒に飲まないでください

フィナステリドとデュタステリドは、どちらも「5α還元酵素阻害薬」という同じ系統のAGA治療薬です。

「2種類飲めばもっと効くのでは?」と考えて併用することはお止めください。

薬の変更や切り替えについては医師と相談してください。

院長からひとこと

AGA治療は、短期間で結果を求める治療というより、効果と副作用を確認しながら長く付き合っていく治療です。

フィナステリドやデュタステリドはAGA治療で広く使用されている薬ですが、副作用がまったくない薬ではありません。

特に、

「性機能の変化」
「気分の変化」
「妊娠中の女性への薬剤曝露」
「PSA検査への影響」

については、治療を始める前に知っておいていただきたいポイントです。

心配なことがあれば、インターネットの情報だけで判断せず、診察時に遠慮なくご相談ください。

小倉メンズクリニックでは、患者さん一人ひとりの年齢や生活状況、将来の妊娠希望なども確認しながら、無理なく続けられるAGA治療をご提案します。

小倉でAGA治療なら、小倉メンズクリニックへ、お気軽にご相談ください!

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