バイアグラ(一般名:シルデナフィル)は、もともと「狭心症」や「高血圧」といった心臓の病気や血圧を下げるための治療薬(降圧剤)として、1980年代後半から開発が進められていました。
血管を広げて血圧を下げる効果を狙っていたのですが、臨床試験を行ってみたところ、本来の目的である心臓や血圧への効果は期待したほど現れませんでした。
予期せぬ「副作用」から大ヒットへ
開発中止になりかけたその時、治験に参加していた男性の被験者たちから、ある奇妙な報告(副作用)が相次ぎました。それが「20年ぶりに朝立ちしちゃったんだよね~」「なぜかいつもより硬くなっちゃった」という怪現象?だったのです。
製薬会社(ファイザー社)の頼もしいところは、ここで開発を諦めず、「血圧を下げる薬としてはイマイチだけど、EDの治療薬として大化けするのでは?」と発想を180度転換した点です。
そこから方向転換して開発が進められ、1998年に世界初のED治療薬「バイアグラ」として発売され、世界的な大ヒット作となりました。


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